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会の歩み

2015年 11月 本年度最後のツリーハウスづくり(8枚の壁板完成・仮組み)
10月 森づくりイベント(ツリーハウス用片木づくり) 14名参加
9月 ツリーハウスづくり着手
7月 森づくりイベント(杉の皮むき、彩遊の森散策) 10名参加
6月 自然観察路オープン(彩遊の森、リスの森、アナグマの森 約2.5km)
森づくりイベント(杉の皮むき、枝打ち、観察路散策) 70名参加
オープン記念羽賀智美ヴィブラフォンコンサート
5月 3〜6日 自然観察路プレオープン(スミレの群生地を歩く)
2月 スノーシューで歩く冬の観察会
2014年 10月 森づくりイベント(枝打ち、樹木名板作り、自然観察路散策)
7月 森づくりイベント(17名参加、枝打ち、蔓切り)
6月 森づくりイベント(70名参加、下草刈り、枝打ち)
3月 スノーシューで歩く冬の観察会(リスの巣、アナグマの穴観察)
2013年 10月 ブナの実を拾う会&巣箱作り
6月 第12回植林祭(協力企業に感謝状贈呈、ウッドゲーム)
4月 自然観察路コース決定(観察路づくりに着手)
2月 平成24年度地域づくり総務大臣表彰団体賞受賞(水戸市)
1月 柴田町での生態学講座(最終回)
2012年 10月 木の実を拾う会&木の実のリース作り
6月 第11回植林祭(132名参加、500本補植、ウッドゲーム)
5月 26周年記念大会開催(58名参加、白石市長・議長出席)
2月 スノーシューで歩く冬の観察会
1月 スノーシューで歩く冬の観察会
2011年 10月 木の実を拾う会&木の実のリース作り(23名参加)
6月 第10回植林祭(102名参加、ウッドゲーム)
3月 11日:東日本大震災 4月10日まで活動中止
2010年 10月 木の実を拾う会&弦楽四重奏コンサート
6月 秋田駒ヶ岳・森吉山へ花トレッキング1泊旅行
6月 第9回植林祭(98名参加、800本植林、ウッドゲーム)
5月 三井物産仙台支社から視察(三井物産環境基金の推薦を受ける)
5月 春を食べる会 / シイタケ植菌 / 講話 「森と水の話」
1月 メイプルシロップ採取とスノーシュー散策
2009年 4月18日 蔵王をもっと知るハイキングU《春を告げる植物観察ハイク》 (12名参加)
1月11日 スノーシューで歩く冬の植林地観察会 ( 5名参加)
2008年 11月8日 南蔵王紅葉ハイク(参加5名)
10月12日 みやぎ地域づくり団体協議会仙南支部交流会。木の実拾い、天ぷらやキノコ汁の賞味、チェロコンサート(参加約50名)
7月19日 南蔵王夏山ハイク。刈田峠→芝草平→屏風岳を往復(13名参加)
6月14日 栗駒山へ研修旅行。地震のため中断、計画変更(13名参加)
6月8日 第7回植林祭( 140名参加、1,500本植林)
5月4日 春を食べる会( 19名参加、午前植林)
2007年 11月11日 チェロコンサート(作業小屋にて)
6月10日 第6回植林祭( 350名参加、チェロコンサート)
5月13日 春を食べる会( 32名参加、午後植林)
1月14日 杉の炭焼き(原木の窯入れ)
2006年 6月11日 第5回植林祭( 100名参加,1,000本植林)
5月 白石市小原の杉林( 2,5ha)の寄贈を受ける
5月14日 春を食べる会( 28名参加)
2005年 10月 宮城中国友好協会と中国のお客様が当会の植林地視察
6月 地域環境美化功績者として環境大臣表彰を受ける
6月 第4回植林祭( 800本植林、160名参加、午後は西口先生の講演)
4月24日 春を食べる会( 40名参加)
2004年 7月4・5日 駒止湿原に旅行し、『駒止の森ブナ復元実行委員会」のご案内でブナ植林地を見学。
6月13日 白石市制50周年記念植樹祭が共有地で行われ、7000本の苗木を約1000人の参加者で植えた。
そのあと農地転用地の植林も東北電力白石支店のご家族などの協力で完了した。
4月18日 気仙沼2000さくらの会、当会苗畑、植林地見学。
4月 作業小屋のロフト・はしご・手すり完成
2003年 7月 トラスト地内に針広混交林実験地を作る。
6月8日 新トラスト地にて第2回植林祭。3000本植林。220名参加。
1月29日 全国審査『ふるさとづくり振興奨励賞』県審査『最優秀賞』受賞。
2002年 11月27日 地域づくり大賞『手づくり郷土賞』を国土交通省から受賞。
9月8日 作業小屋完成祝賀会。奥州一番太鼓を呼んで祝う。
7月13・14日 白神山地観察旅行。
白神山地を守る会の案内で行われ、現地で交流会をもつ。
6月16日 新トラスト地にて植林祭。2000本以上の苗木を植える。
4月19日 白神山地を守る会が植林地視察に訪れ、交流会をもつ。
2001年 12月 100万人の100万本ブナ基金募集開始。
11月19日 白石市と共有する植林地を13ヘクタール獲得。
8月5日 白石市と共有のトラスト地を買い取ることを問う臨時総会。
  法人活動報告誌『蔵王の森の物語』創刊。
  日本ナショナルトラスト協会に入会。
2000年 11月1日 白石市民活動支援センター開所。秦静枝氏、運営委員長に就任。
8月6日 山形県戸沢村へ天然杉観察会。35名参加。
7月 作業小屋建設作業始まる。
6月28日 深谷小・三住分校生徒23名Eエリアに植林。
4月1日 NT支援コンサート『森の中のバロック音楽』白石キューブで開催。
入場者約350名。
1999年   ホームページ「WEB ZAO FOREST」を開設。
「蔵王の森通信」発刊。
6月20日 NPO法人設立記念大会開催。
(雨の中出席者約120名)。トラスト地に初植林。
3月10日 県庁で県内第1号の法人として認証式に出席。
1月 トラストにより0,7ヘクタールの土地(第1トラスト地)を取得。
1998年 12月22日 法人化の書類を県に提出。
12月13日 NPO法人設立総会。ナショナルトラスト運動開始。
11月8日 法人化およびトラスト運動の推進について,GRの内諾を得る
11月4日 日本ナショナルトラスト協会で,トラストと法人化の関係の説明を受ける。
9月・10月 定例会にて,トラスト運動について説明。予定地を見学。
8月31日 大河原地方裁判所で,トラスト予定地の物件資料を得る。
6月 礼文島花の旅。
1997年 6月 各サイト最後の植林。これ以後Eサイト(標高750メートル)の植林に移行。
5月 野営場で全国植樹祭行われる。
1996年 10月 栗のイガ埋設作業(ハタネズミに対し)。
8月 ヤマハンノキの枝打ち。
7月 西口先生にヤマハンノキの枯れ木を見せる。
(コウモリガの虫害)。この頃ウサギ,ハタネズミの食害が目立ってくる。
6月 ポット苗植林。
(ヤマハンノキと他の落葉広葉樹を50センチまたは1メートル間隔で交互に植える密植法をとる)
1995年   屋久島探訪。
  この頃野営場で,全国植樹祭のため,高さ1,5メートルの防風柵が張り巡らされる。
6月

幹切り萌芽苗植林 。

1994年 11月 幹切り苗の植林実験。
5月 杉苗150本植付け。

 

1993年は、実質的な「植林元年」となりました。「森ができる」という確実な手ごたえを感じたからです。その後、私たちは実験を重ね、改良を重ね、自信をつけていきました。自然は正直です。ウサギが出てきました。ミズキやケヤキの枝を齧ります。ハタネズミがミズナラの根っこを齧り、1本1本倒していきます。蛾の幼虫がヤマハンノキの幹に入って枯らしていきます。良く解釈すれば、森が生まれたのです。 (ここまでの活動の様子は、岩波新書『ブナの森を楽しむ』をお読みください。)
1993年 9月 奥入瀬渓谷散策
6月6日 植林祭(一般参加者を含め約200名で野営場実験区に植林。西口先生の講演会あり。)
4月 管理棟上のもっとも難しい地帯に、大量のケヤマハンノキを密植。
これが大きく育ち、ヤマハンノキの威力を実感。
3月28日 会の畑を市内から、現在地(深谷)に引越す。
1992年 8月 ポット苗管理の難しさを悟る。真夏の水遣り。早植え失敗。会員の例会出席減少傾向。
4〜7月 ポット苗植林。
(ヤマハンノキと他の落葉広葉樹を50センチまたは1メートル間隔で交互に植える密植法をとる)
1991年 10月 木の実を播く会。(前年と同結果。以後この造林法を断念)
6月8日

宮脇昭氏の講演を聞き、ポット苗つくりを強く勧められ、ポット苗植林に移行を決断する。
以後ポット苗つくりに本格的に取り組む。

5〜7月 山取り苗、幼苗、管理棟前に植林。
(大型苗のみ生き残る。ケヤマハンノキの山取りはほとんど活着し生育良好。)
3月 鉢森山で、イタヤカエデ、ウリハダカエデなどの樹液を採取。

 

80年代は世間の目が公害問題から環境破壊の問題に発展した時代です。1985年6月、秋田市でブナ・シンポジウムが開かれ、白神山地の青秋林道建設反対の議論が沸騰します。その熱気が宮城県に及び、その年「船形山のブナを守る会」ができます。次の年にわが会が発足しました。ブナを守るということは、結局命の源である水を守ること。地球は水の惑星、人間は60パーセント以上水分の「水の容れもの」、人間の存在は水なしでは成立しない。だから、「ブナと水を守る会」。87年悪名高き「リゾート法」が成立。ゴルフ場が乱立し、森林破壊が加速します。
1990年 10月 木の実を播く会(ほとんど発芽せず、してもまもなく消滅)
7月 チーフリーダー仲村を講師に「自然の営みについて」をテキストとして、森林のしくみ、遷移について学習する。
6月 第三実験区にヤナギの挿し木400本。(徐々に消滅)
5月 野営場にて総会。グリーンレンジャー(GR)結成式。
第二実験区に、ケヤマハンノキ300本植林。(2年目、排水路工事で消滅)
4月 森作りについて、宮城県と確認書の交換
西口・遊佐先生が野営場実験予定地を視察
3月 ケヤマハンノキの山取り苗(約700本)を国立青少年野営場の第一実験区に植林する。

臨時総会にて、グリーンレンジャーの組織化を承認

1986年 5月4日 蔵王のブナと水を守る会発足(会長鈴木六一郎) 発会式。
白石中央公民館 参加者36名