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2024年度 活動報告 

 >2023年度

4月28日(日)9m以上の以上の樹木調査、自然観察
 山間に入ると、萌黄色の山々が代かきをした田んぼに映る。着いて、彩遊の森の幹道にこんなにも桜があったっけと感動。天気のいいせいか、なんとなく皆さん作業小屋に入りたくなさそう。樹木調査も終わったので、5月4日の「春を食べる会」の準備をすることになった。いわゆる山菜採りである。動物カメラ班は草花を観ながらSDカードの取替に向かう。オオヤマザクラなどは終わりかけ、サトザクラはまだ蕾。ブナ、クマシデ、カジカエデなどが花をつけ、足元ではスハマソウやカタクリの花は終わり、シラネアオイやフデリンドウが咲いている。そして何よりも、この青空に映える萌える様な広葉樹の若葉に身が洗われる。自然を満喫したところでクイズが出された。ニリンソウとトリカブトの見分け方。しかも同じ群生地から採れた葉っぱ。意外と間違う。「春を食べる会」では間違わない様に頼みます。
 午後、昨年の動物観察記録のダイジェスト動画を観る。この植林地にこんなにも動物が生息している、その現実を感じた。その終り頃、旬のタケノコご飯とタケノコの差し入れがありました。ありがとうございました。早速その夜、頂きました。美味しかったです。ご馳走さまでした。今日の様な日もいいね! 参加者:9名
アナグマの森_2024.04.28 フデリンドウ、ワサビ、シラネアオイ リスの森_2024.04.28

4月14日(日)9m以上の樹木調査、自然観察、井戸の修理
昨日は初夏を思わせる陽気で柴田町は花見客で一杯でした。今日も朝から晴れて暑くなりそうなので薄着で山へ出かけて正解でした。今日の予定は9m以上の樹木調査(アナグマの森)と井戸の修理で、自動カメラも含めて3斑に分かれて作業を開始しました。最初に井戸の中を清掃しようとして上蓋を開けると水が溜まっていたので、中の清掃は次回以降水が減った状態で行うことにし、今回は水面の浮遊物を撤去したり、井戸への給水ホースの周囲から泥等の汚れ物が中へ入るのを防ぐ為の汚れ防止板を設置し、さらに井戸の周囲に積み上げられていた伐採後の樹木を撤去しました。その後、ポンプ本体の入った箱の内部を清掃しました。以上の作業は全て井戸修理を担当した会員に行って頂きました。この結果水道が使えるようになり、水は飲めないまでも手洗い等ができるので大変便利になりました。担当の方、ご苦労様でした。一方、彩遊の森はキブシの黄色い花、コブシの白い花、バッコヤナギの薄黄色の花序が目を引き、足元ではフキノトウが出迎えてくれました。アナグマの森に行くと「8.3メータ、9.2メータ、はぁい」など樹木調査の声が聞こえてくる中、自動カメラのSDカードの入れ替えをしましたが、強風による誤写が多そうでした。リスの森のツリーハウス付近では、カタクリの花が辺り一面競い合うかのように咲き乱れていました。 参加者:9名
上段:9m以上の樹木調査
下段:薪割り
井戸の清掃作業とポンプ本体の清掃 上段j:左からイヌコリヤナギ、カタクリ
下段:左からキブシ、コブシ

3月24日(日)風倒木処理、リス・アナグマの森のカラマツ伐採
  桜の蕾も膨らみ、休憩していた鶯がまた鳴き始めたが、ホームページで積雪のためスキー場側から廻って来いとの連絡。着くと、作業小屋前にオオイヌノフグリが咲いている。マンサクは満開だろうかと期待する。
 もう、若者コンビは倒木処理のためチエンソウ2台を森中に響かせている。追って植林木9m以上(ヤマハンノキは除く)の計測に向かい、動物観察班も整備したカメラを携え、ウサギの糞や足跡を確認しながら森に入る。青空になり、雪の上を歩いているだけで汗が噴出、上着の中はびっしょびしょ。そんな中、倒木をきれいに処理してくれてありがとうございます。パイオニアプラントとして答えてくれたヤマハンノキにも感謝です。一方、カメラは場所の変更もあり1台のみ設置、計測班はまだまだ彩遊の森から抜けられない模様。
 午後、倒木処理とカメラ設置班は積雪で車では行けず、徒歩でリス・アナグマの森へ。そして作業が終わって彩遊の森へ戻る。成長が遅いと言われていた彩遊の森、元気に成長してくれているようで、9m以上の植林木が増えているらしいが、そこの観察路まで、と今日は終了とする。お疲れ様でした。 参加者:6名
 翌朝、昨日見つけた小さなフキノトウ1個、刻んでみそ汁に散らす、春を告げる大人のほろ苦さに酔う。
倒木処理 .カメラ設置、彩遊の森、計測 ブナ、カシワ、マンサク


2月25日(日)スノーシューで歩く会
梅が咲き始め、ウグイスの初鳴きを聴き、もう早くも春かと思っていたら雪。この時季、やはり雪が無ければと勇んで行く。作業小屋への間道入口に「通り抜けできず!」の看板。積雪はほんの5〜6pか、先人のわだちもある、それに沿って駐車場まで無事到着。ドアを開けると、白石スキー場のスピ−カーが嬉しそうに響いてきた。
 まずは例年の如く、あーでもこーでもないとスノーシューを履き、倒木の調査も含めて彩遊の森へ散策に出発。木々の枝や芽吹きに氷が着いている。これが樹霜(じゅそう)なのだろうか?隣のカメラマンが「青空だったらなぁ」と残念がる。輝く幻想的な絵が撮れるのだがと頷く。その寒さに負けず、芽は着実に大きく膨らんで来ている様だ。
 そのままリスの森へ移動、雪をかぶったフッキソウの絨毯を越えて行く。ウワミズザクラの木肌に刻まれたクマの爪痕が生々しい。あんな細い枝まで登って落ちないものだと感心する。ツリーハウスを眺めて、補修の対策を練る。
 アナグマの森へ。イヌエンジュやイヌザクラの古木を眺め、ブナの今年の芽の成長はと膨らみ加減に期待する。
 動物の跡、ウサギの足跡と糞があちこちに、キツネやカモシカの足跡、雪に腹をこすってる様な跡はアナグマか?
 倒木は、蔵王下しのみならず植林木を助けて全うしたヤマハンノキが結構倒れていた。ありがとう、来月から処理させていただきます。マンサクも咲き、シュンランが雪の下から、また来いと言っている。  参加者:6名
散策、フッキソウ、茸 ブナ、マンサク、ノウサギの糞 倒木・ヤマハンノキ

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